このサイトでは海外渡航中に起きたトラブル体験記を紹介しています。海外においては日本では考えらえれないようなトラブルに急に直面してしまうことがあります。
前もって起こりうるトラブルを把握しておくことで、トラブルに遭遇する確率も下がりますし、トラブルに遭遇した際にも落ち着いて行動をとることができると思います。
今後海外へ行かれるかたは行き先の国でどのようなトラブルが起きているかを事前に把握しておきましょう。
以下のページで国別のトラブルをまとめていますので、こちらのページを参考にしてください。

タイの夜行列車で身の毛もよだつ恐怖のトラブル体験
どんな旅?
一人旅
トラブルにあったシチュエーション
2016年7月一人旅にてタイ王国の首都バンコクから北の都市チェンマイへ夜行列車で向かいました。
バンコクを夜8時ころ出発する列車の列車を数日前に予約していました。
以前からタイの列車やバスは異常に冷房が効いていて寒すぎたので、今回は気を利かしたつもりでエアコン無しの列車を取りました。
しかも2割ほど運賃も安いので、自分では通になった気持ちで電車に乗り込みました。
実際、出発後の車内は外からの風でほどよく爽やかで私が過去に体験したエアコン寝台車よりも遥かに快適でした。
21時位になると乗務員が巡回してきて通常の配置になっている座席を組みなおして上下2段のベッドにしました。
上段は窓の開け閉めもできないのを知っていたので下段の席をとっていた私は窓を全開にして最高のコンディションで眠りに着きました。
その数時間後、私の顔がやたらとモゾモゾするので目を覚ますと蛾とか蚊らしき光に集まる昆虫で寝床がいっぱいになっていました。
叫び声を上げそうなほど驚いたのですが、よく見ると馬鹿みたいに窓を全開してるのは私だけで、他の乗客のタイ人の皆さんは雨戸までしっかり閉めていました。
それに気づいたとき自分が虫を車内に呼び込んでいた厄介者だと気づきました。
そして冷静になってよく見ると、盗難を避けるために窓側に置いていた荷物もグチャグチャに濡れていました。
寝てる間に何度か通り雨が来たのでしょう。
タイの人が冷房車に乗るのは夜行で窓を開けるとこうなるのを知っているからであり、私は自分の浅はかさを身をもって知ることになりました。
これから向かう方へのアドバイス
タイ国鉄の列車はほとんどの路線で、田んぼか草原を低速で走るので夜に窓を開けていれば当然、座席は虫で埋め尽くされます。また、雨の降る季節ならばバケツをひっくり返したような豪雨がたびたび来ます。
窓を開けてはいけません。
窓を閉じていれば当然暑いのですが我慢するしか無いようです。
結局正解は、大多数のタイ人の乗客と同じようにジャケットやコートなどで厚着で調節して寒い冷房車に乗ることです。
熱帯に来て、厚着して冷房車に乗るなんてなんだか皮肉ですが、
実際それが一番清潔で快適なんだなあと変な風に感心した旅の一幕でした。(47歳男性)
【海外トラブル大全】国別トラブル集まとめページはこちら↓

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