フランクフルト空港はとにかく広い!乗り継ぎゲートへは早めに移動しよう
どんな旅?
イタリアローマへの一人旅行
トラブルにあったシチュエーションは?結果どうなった?
あれは、フランクフルト空港でローマ行の便に乗り換えた時のことでした。第一ターミナルビルから第二ターミナルビルの搭乗ゲートに向かってのんびりと動く歩道に身を任せていたのですが途中から異変に気づきました。おかしい…ゲートの表示が現れません。念の為に係員に尋ねると、「あっちだ!」と示してくれるのですが到着の気配なく飛行機の搭乗時間は迫って来るので次第に小走りとなり、ついには走り始めたのですがやはりゲートの表示は現れません。ついには息を切らして全力疾走となったのです。ようやくそれらしい表示が現れてもゲートは一向に現れません。日本では経験したことのないこの広さを知らずにのんびり移動していたのですからたまったものではありません。ようやくゲートに辿り着いたときには既に係員の姿はなく、機械にはカバーが…もうだめだ…と思った瞬間にすぐそばの売店のおばさんが「どうしたの?」と声をかけてきたので搭乗チケットを見せるといきなり機械のカバーをはぎ取りカウンターに入ってどこかに電話し始めたのです。その後彼女は慣れた手つきで素早く機械に何かを打ち込むと私に向かって「走りなさい!」と両手の拳を握りしめ腕を振って急ぐように促してくれました。おかげで間一髪で目的の飛行機に無事乗り換えることができたのです。
これから向かう方へのアドバイス
日本と違ってヨーロッパでは決まり事や原理原則を頑なに曲げようとしない面がありますが、その反面非常事態に際しては抜け道をたくさん用意してくれます。売店のおばさんがカバーを開けてカウンター業務を代行など日本ではあり得ないことですから。だから何が起きても慌てずに何ができるか考えて周りに声を掛けるようにして下さい。イタリアであれドイツであれ困っている人あれば親身になって助けてくれますので。(57歳男性)
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