パリの少女による「ユニセフへの署名」の協力
どんな旅?
夫とヨーロッパ個人旅行
トラブルにあったシチュエーションは?結果どうなった?
2015年10月の午前中、パリの凱旋門に行ったときのことです。
壮大で華麗な凱旋門に見とれていると、フランス人らしき少女から声をかけられました。クリップボードを手にしており、「ユニセフへの署名をしてほしい」とのことでした。青色のユニセフのマークが印刷された書面には数名の名前、住所がすでに書かれています。普段ならもう少し気をつけて読んだと思いますが、花の都パリにいることで気分も高揚しており、ユニセフなら大丈夫かと思い、署名をしようとしました。すると、少し離れたところで写真を撮っていた夫が気づき、慌てて止めてくれました。
夫は事前にさまざまなスリの手口について書かれていた旅行ガイドの注意を読んでいたので、署名詐欺について知っていたのです。彼らはユニセフとはまったく関係のない詐欺集団で、募金を要求したり、こちらの気を引いているあいだに財布を抜き取ったりするらしいです。まさか少女の詐欺集団がいると思わず、つい気を許してうっかり詐欺に遭うところでした。
これから向かう方へのアドバイス
署名詐欺の集団は、凱旋門だけでなく、オペラ座やエッフェル塔など観光客が多く集まるところに出没するようです。ユニセフは街頭募金や署名を一切行わない団体なので、相手にしてはいけません。観光地周辺でクリップボードを手にしている若者がいたら注意してください。(42歳女性)
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