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ヨーロッパ周遊旅行
8ヵ国10都市を巡るヨーロッパ周遊旅行。
これらをすべて鉄道でまわるという今回のヨーロッパ鉄道の旅。
ヨーロッパを鉄道で旅行するうえで大いに役立つのがユーレイルパス。
前回、このユーレイルグローバルパスを購入したことで、旅行期間中は多くの鉄道が乗り放題、高速鉄道・夜行列車も追加料金(パスホルダー料金)を払えば乗れるようになりました。
レイルヨーロッパジャパンにおける鉄道の手配
今回は、各移動で利用する鉄道を決めていきたいと思います。
私たちの移動の予定は以下の通りです。
① イギリス(ロンドン)―フランス(パリ)
② フランス(パリ)―ベルギー(ブリュッセル)
③ ベルギー(ブリュッセル)―ドイツ(フランクフルト)
④ ドイツ(フランクフルト)―ドイツ(ミュンヘン)
⑤ ドイツ(ミュンヘン)―イタリア(ベネチア)
⑥ イタリア(ベネチア)―イタリア(フィレンツェ)
⑦ イタリア(フィレンツェ)―スイス(インターラーケン)
⑧ スイス(インターラーケン)―オーストリア(ザルツブルグ)
➈ オーストリア(ザルツブルグ)ーオーストリア(ウィーン)
⑩ オーストリア(ウィーン)―チェコ(プラハ)
こう書きだしてみると移動がものすごいですね。ほぼ毎日、3時間ほどの移動時間があります。
それではさっそく決めていきます。ここでも利用するサイトはレイルヨーロッパジャパンです。
パスホルダー(ユーレイルパスを利用する人)の場合は、座席/寝台指定券というタブから、乗車区間と所持しているパスを入力すればokです。検索をすると、列車、所要時間、追加料金が出てきます。
パスホルダーでない場合は、鉄道チケットというタブからそれぞれ入力していけばokです。
① イギリス(ロンドン)―フランス(パリ)間の移動
この区間の移動手段は2つです。1つはユーロスターという高速鉄道に乗る。もう1つは、フェリーに乗ってドーバー海峡を渡る。時間に余裕があればフェリーで行きたかったのですが、あまり余裕がなかったので、やむなくユーロスター(EUROSTAR)を利用することにしました。
ロンドンーパリ
St.pancras st.ーParis nord st. (st.は駅:stationの略です)
所要時間は約2時間半。パスホルダーの追加料金は14,600円。パスホルダーでない場合の最安乗車料金は19,000円です。ユーレイルパスを所持しているかどうかでおよそ5,000円の差がでます。
② フランス(パリ)―ベルギー(ブリュッセル)間の移動
ここでは、タリス(THALYS)という高速鉄道を使います。
パリーブリュッセル
Paris nord st.ーBruxelles.st
所要時間は1時20分、パスホルダーの追加料金は3,000円ほどです。パスホルダーでない場合の最安乗車料金は7,700円ですので半額以下で乗れることになります。
③ ベルギー(ブリュッセル)―ドイツ(フランクフルト)間の移動
ここでは、インターシティエクスプレス(ICE)という高速鉄道を利用します。
ブリュッセルーフランクフルト
Bruxelles.stーfrankfurt main hb
所要時間は2時間50分。パスホルダーの追加料金は1,400円。パスホルダーでない場合の乗車料金は18,400円。
④ ドイツ(フランクフルト)―ドイツ(ミュンヘン)の移動
ここでも高速鉄道インターシティエクスプレス(ICE)を利用します。
フランクフルトーミュンヘン
frankfurt main hbーMuenchen hbf
所要時間3時間30分。パスホルダーの追加料金は1,400円。パスホルダーでない場合の乗車料金は11,00円。
ここまで来ると、ユーレイルグローバルパスの恩恵をかなり受けられています。ユーレイルパス恐るべし。ユーレイルグローバルパスの値段が約36,000円(2013年現在)でしたので、もうすぐ元がとれそうです。
後半の移動手段は次回に書いていきたいと思います。
後半では夜行列車の利用がでてきますので、バリエーションが増えてきます。