ヨーロッパ周遊旅行
14日間で8ヵ国10都市を巡るヨーロッパ周遊旅行。
航空券の手配が無事にできたので、今回は、現地に着いてからの移動手段について考えたいと思います。
ヨーロッパにおける現地での移動手段
現地での国を渡る移動手段は大きく分けて2つあると思います。
(1) 鉄道
(2) 現地の格安航空(LCC)
今回は鉄道のみを利用することにしました。
理由は、単純に鉄道の旅が魅力的だったからです。格安航空の方が所要時間は短縮できるかもしれないのですが、ほとんどの空港は郊外にあるため、空港までの移動時間や飛行機の待ち時間を考えると、あまり変わらないかもという結論になったからです。
鉄道の旅の魅力はやはり、車窓からの景色、これに尽きると思います。
今回は国から国へ移動するため、街なかの風景から徐々に田舎になり、次の国(都市)へ近づくにつれてまた、街の風景が広がってくる。その変化も国ごとによって違っており、そういったところをじっくり味わえるのが鉄道の旅の魅力ではないでしょうか。
以上の理由で、私たちのヨーロッパ周遊旅行はヨーロッパ鉄道の旅となりました。
ユーレイルパス
ヨーロッパを鉄道で旅行する際に便利なのが、ユーレイルパス。
これは地球の歩き方にも載っていますが、日本でいう青春18切符のようなものです。一定の金額を支払うことでパスをもっている国のほとんどの乗り物が乗り放題となります。ここでいう「乗り物」にはフェリーも含まれており、旅行日程に余裕がある方はフェリーに乗ってちょっとした島へ行くのことも可能です。フェリーというのは乗るだけで楽しいので、それだけでも良い思い出になるのではないでしょうか。
ユーレイルパス購入者(パスホルダーという)は、追加料金を払うことで高速鉄道(特急)や夜行列車にも乗ることができます。
このユーレイルパスには以下の種類があります。
グローバルパス:最大で28ヵ国を周遊できる
セレクトパス:隣接する4ヵ国を選択
リージョナルパス:隣接する2ヵ国の組み合わせから選択
1ヵ国パス:人気の28ヵ国から1国を選択
もちろん利用できる国が多いほど料金も高くなります。私たちは8ヵ国を巡るヨーロッパ周遊旅行なので、もちろんユーレイルグローバルパスを購入しました。利用日数は15日間利用できるものにしました。価格は約36,000円(2013年現在)。価格は年齢によって変わり、大学生のような20代前半の方は比較的安く購入できます。
注文はレイルヨーロッパジャパンというサイトで申込みを行いました。
このサイトでは購入時に特典がもらえるときもあり、お得に購入することができます。時刻表の特典がもらえることもあるのですが、分厚い冊子なので現地では荷物になってしまうため使えません。笑
このレイルヨーロッパジャパンではユーレイルパス以外にもヨーロッパの鉄道の様々なチケットを購入することができます。
さて、ユーレイルグルーバルパスを入手しましたので、次回は高速鉄道などの予約をしていきたいと思います。私たちのヨーロッパ周遊旅行の準備は順調に進んでおります。